高齢世帯の金融資産額 奈良県第2位

 世帯主が65歳以上の高齢者世帯の金融資産の所得状況を47都道府県別に推計した日経新聞の記事を先日見ました。
 その記事によるとやはり東京都がトップで、愛知県とか神奈川県とかいう大都市を持つ都府県が上位にあったのですが、驚いたことに私の住む奈良県が東京に次ぐ2位となっていました。
 奈良県は県北西部を中心に戸建て住宅の並ぶベットタウンが広がり、富裕層や大手企業に勤めておられた団魂世代が多く住まわれています。それが一因となっているのかもしれません。
 奈良県に昔から何世代も住まわれている方も含め奈良に住まわれている方は、堅実な生き方をされている人が多いと感じていましたので、なるほどなぁと納得もしました。
  ” 人生100年時代、老後の資金として2,000万円必要 “と世の中で騒がれるずっと前から「自分が長生きすることで子供に迷惑をかけたくないので預貯金はある程度持っておかないと」言われてる方も多いです。私どもの事務所に相談に来てくださる方にも、相続税の節税対策を一緒に考えさせていただくことはもちろん、自分の老後を楽しく生きていただくために、また遺産分割対策や相続税納税資金対策とかでも金融資産をある程度持っておくことが大事であることをお話ししています。
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税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘
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