「ひまわりおじさん」花咲かせて20年

   私は壱岐島(九州・玄海灘に浮かぶ長崎県の小島)の出身ですが、同じその島出身の友人が、尼崎市武庫之荘で「ひまわりおじさん」と地元の方々に親しく呼ばれているという朝日新聞の記事があったよ、と友人から新聞の切り抜きが送られてきました。
 朝5時半、水を入れた2リットルのペットボトル20~30本を自家用車に積み自宅近くの県道を中心に車でまわって道路わきの雑草を抜き、ヒマワリやキバナコスモスなど育てている花に水をかけ、枯れた枝やごみを袋に詰めて自宅に持ち帰る。これが「ひまわりおじさん」の毎朝の日課である。
 自宅周辺の道路わきに20年前からヒマワリなどの花を植え、手入れを続けているそうです。彼は20年前だと資生堂の営業社員として活躍していたはずだがなぁと思っていたら、化粧品会社員だった頃からだということが記事に書かれていました。
 記事を見た後、本人に電話をしたら、「いやぁ!自分は壱岐の島の農家の子供として育ってきたので、20年前にこの地に自宅を購入した時から『自分たちが住む街だから綺麗にしたい』の気持ちで、まず自分の家の前の道路わきにヒマワリなどの花を植えて育ててきた。それがどんどんと街中の道路に広がってきたのだよ。自分にとってこのボランティア活動は、今は自分の生きがいであり、健康の源であると思っている。」と言ってくれました。私も本当に嬉しく思いました。
 老齢化がどんどん進む日本社会で高齢者が自分の生きがいを持つということ、それが社会に役立つものであり健康維持に繋がるものであることは、非常に大事なことだと思います。
 そのようなことも思いながら、日々の相続対策、節税対策のご相談にものらせて頂いています。何でもご相談ください。


税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘

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