相続「親と話をせず」が多いようです

    相続という課題が将来発生することがわかっていても、相続についての会話をしたことがない親子が非常に多いと言われています。
 「親が元気で必要性を感じない」と思われている方も多いと思います。「会話が必要なほど資産があると思えない」と思われている方も多いと思います。ただ、「会話をしたいが親子で資産の話がしづらい」という人も多いようです。「子供から親の財産のことを切り出すとお金にがめついイメージがある」とか、「親に亡くなってほしいみたいに取られたくない」など、子供から話し出すのではなく親から話題に上げてほしいと思われているお子さんも多いと思います。
 今は親子ともに健康でも、認知症や病気などで相続対策が必要になったときにはすでに手遅れなケースも多いです。親が若くて冷静な判断が出来るうちに、軽い感じで切り出したほうが、深刻にならずに時間をかけて効果的な対策が取れると思います。
「会計事務所に一度一緒に行ってみよう」と切り出して下さってもいいと思います。
 私どもの会計事務所では相続にあたっての相続税の節税対策はもちろん、どのような分割で引継ぎをすれば残された人たちが喜んでうまく引継いでくれるか、残された家族が納税に困らないようにするにはどうしたらよいか、また喜んで引継いでもらうにはどのような財産状況にしておけばよいか、など色々と相談に乗らせていただいています。
 どんなことでもどうぞご相談下さい。


税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘
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