故郷をはなれ それぞれの地で・・・

    私自身、子供のころから奈良に住みたいと言っていてそれが実現した一人ですが、奈良の地を憧れ住むようになったという人を知る機会が多いです。
    奈良に憧れて来る人は日本人だけではありません。先日は中国上海で生まれ、その地で仕事をされていた人が奈良が好きで観光に何度も来ている間に住み着くことになられた。小規模ではあるが民泊の宿泊所を建設され、その経営を会社組織でやるべくその方が社長となり、奈良に本社を置いた日本法人を作られ頑張っておられます。その会社の日本税法等日本の法律に基づく帳簿の作成を手伝って下さいと依頼を受けました。まず、現金の出し入れは、入金・出金について内容を記した現金出納帳だけは、社長の方で作って下さいとその記帳の仕方を指導させて頂きました。先日、現金出納帳を持ってきていただいたのですが中国語で記されたものでした。私共の事務所には中国語もわかる職員がいますのでその者に日本語に翻訳させ日本の法律に基づく複式簿記の帳簿を作成しています。
   奈良で一人暮らしをされていたお母さんを亡くされた東京在住の方から相続税申告の依頼を受けたところですが、今後、奈良の家をどうしようかと悩まれています。
   仕事の事、家庭の事、それぞれの事情で地元で暮らせなくなった方もたくさんおられますね。
   私共はさまざまな事情で悩んでおられる方のお話を聞き、解決する方法はないか、少しでも和らげる方法はないか等を一緒に考えさせていただいております。何なりと相談して下さい。


税理士法人野口会計事務所 所長 野口泰弘
 
タイトルとURLをコピーしました