相続対策は節税だけではありません

 相続対策には「節税対策」「納税資金対策」「遺産分割対策」の3つがあると思います。
 昨年1月1日から相続税の基礎控除が4割縮減され、税率も高くなるという増税がされたことで相続税を低く抑える「節税対策」に注目しがちですが、大切な資産を「誰に・何を・どのように引き継いでもらうのか」という遺産分割対策も、相続対策として非常に大切な対策だと思っています。
 遺産を承継させる立場の人は、昔ながらの「家督相続」的な相続を望み、遺産を受ける側の長男以外は「均等均分相続」が考え方の基本にあります。このことが遺産争いになる原因の一つと考えています。
 そこで遺産を残す人は、自らの「願い」を明確にし、それを遺言書にきちっと残しておくことが遺産争いを防止することに役立つと考えています。遺言書を作るのは自筆証書遺言でもかまいませんが、残された家族が相続発生後、家庭裁判所への遺言書の持込とか家庭裁判所での開封とかの面倒な手間を省いてあげるためにも公正証書遺言の作成をおすすめしています。
 私どもは「節税対策」が最も大事だと思っていますが、「納税資金対策」「遺産分割対策」も非常に大切な相続準備と考えています。
 それぞれの人にあった相続対策を一緒に考えていきます。何なりとご相談ください。

                                              税理士法人野口会計事務所 所長 野口 泰弘
タイトルとURLをコピーしました